Shimizu Mami

2023

『時間と感覚』長岡芸術工事中2023

       

ポスター、フリップブック、音の出るループ映像、スコアを通して、身体感覚を交えた時間軸を様々な媒体に落とし込んでみた。
ポスターは、1枚の紙の上で動きそうな構図を作る。フリップブックは、映像を記録し、誰かの手によってめくったりフリップ(=弾く)したりする。つまり複数に重なる紙の層に時間軸が存在する。映像は、当たり前に時間軸が存在し、受動的に動きや音を鑑賞できる。スコアは、音を記号やグラフィックを記録することによって何秒かの時間軸が1枚の紙の上に存在する。
見たもの感じたことが身体を通る。それをまたPCを通して、映像化する。さらに紙を通して、記録したり重ねたりすることでまた誰かの身体的感覚に届く。いろんな媒体を通して身体的感覚が他者に繋がっていくことが面白いと思う。